郵政3社のIPO株を株初心者の主婦が考えてみた
先日郵政3社(日本郵政・ゆうちょ銀行・かんぽ生命)の株式新規上場が決まりました。
株をやっていないと「ふ~ん」で終わりそうなのですが、新規株式公開(IPO)株は、市場に初めて株式が出回るタイミングなので、公募価格が安めに設定されていることが多いと言われています。
そのため、上場後の初値が公募価格を上回ることが多いです。
とはいえ、すべての新規株式公開株が上場後に順調に上がっているとは限らないので、これまでIPO株には積極的に注目していませんでしたが、過去20年で国内最大の新規株式公開(IPO)と言われている郵政3社のIPO株は別格です。
思わず株初心者の主婦である私も食いついてしまった郵政3社IPO株について、主婦の目線から考えてみました。
この記事のもくじ
郵政3社買うなら私は日本郵政
郵政3社(日本郵政・ゆうちょ銀行・かんぽ生命)が11月4日同時に上場するので、どれにしようかな~と迷ってしまいます。
、もちろん、3社全部均等に買ってもいいと思うのですが、個人の初心者投資家は資金も限られていますので、とりあえず1社に絞って購入(まずは抽選ですが)しようと思っています。
郵政3社のうち、どれを買うかを、主婦目線で考えたところ、私の中での結論はすぐに出ました!
「日本郵政」をできれば200株欲しい・・。
日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命3社を比較した時に、金融業界や保険業界に特段詳しいわけではない、普通の主婦である私としては一番日常的に接することが多いサービスが日本郵政の郵便事業なんですよね。
郵便貯金も口座持っていますが、あまり使いやすい口座とは言えず・・・。
かんぽ生命もあまり魅力を感じない保険なので、消去法的に日本郵政が残りました^^;。
全国に2万4千局以上ある郵便局、平日はご年配の方も多いです
郵便局を仕事でよく利用するのですが、平日行くと結構お客さん多いんです。
特にご年配の方。
郵便物の配送だったり、年金の受け取りだったり、保険関係の申請だったりと業務は郵便、銀行、保険とさまざまなので、どの事業が賑わっているのかはわかりませんが、郵政3社自体はしばらく、特に年配の方からの支持は厚いというのは間違いないと感じています。
それに、年々減少はしているようですが、全国に2万4千局以上ある郵便局のネットワークはものすごいインフラで、これだけの数の窓口を備えた組織って他にないです。
参考郵便局数推移
郵便事業でいうと、最近は宅配業者が自宅まで取りに来てくれるサービスや、コンビニから発送できるサービスも増えましたが、手紙などを含めた小口のものは、ついつい近くの郵便局を使ってしまいます。
まだ30代の私でもついつい郵便局近くにあるからフラッといっちゃうので、ご年配の方々はもっと郵便局信仰が強いのではないかな・・・と勝手に判断しています。
上場を機にもっと便利で若者にもウケるサービスを提供して、日本の郵便屋さんすごいって言われるような会社になってほしいです^^。
証券会社が郵政3社の株式を個人投資家に売り込んでくれる・・・はず
そして、今回の郵政3社IPO。
売り出し株式数は決まっているので、まずは抽選(ブックビルディング)になりますが、この上場に向けて、証券会社がご年配の方に猛烈に営業をかけていらっしゃるようす。
驚いたことに、うちのポストにもこんなチラシが入っていました。

証券会社からの銘柄を指定してのポスティングチラシってあんまり見ないですよね^^;。
びっくりしました。
しかも一緒に日本証券業協会の「ご高齢のお客様へのお知らせとお願い」というチラシも入っていて(一緒に入れないといけないのかもしれませんが)、明らかにご年配の方々の眠っている資金を郵政3社のIPOで市場に取り込もうと全力で営業している証券会社の前のめりな姿が感じられました。
ブックビルディングは抽選のため外れる方もいらっしゃるでしょうから、外れた場合は『上場後に騰がる可能性が高いからすぐに買いましょう』的な営業もあるんでしょうね~(すべて想像です。購入は自己責任です。)
とにかく、ご年配の方々にとっての郵政の安心感はかつての電力株並の威力を発揮するんじゃないでしょうか。
特に国際情勢が不安定な今は、国内の郵便・銀行・保険事業で元国営事業、民営化しているとはいえ国家肝入りの新規株式公開とあっては、余裕資金があるご年配が買わない理由が私には見つけられません。
ここは長いものに巻かれていった方がよさそうです。
事業拡大による株価上昇は期待しないけど、配当利回りは魅力的
新規株式公開株式として購入する気満々の私ですが、それぞれの郵政3社の経営的には、これから大きく伸びるとは思えないので、IPOでの一時的な値上がり益と配当利回り狙いで200株欲しいな~と思っています。
100株は一先ずIPO後の値上がり益狙い。
もう100株は配当利回り狙いで保有しておきたいです。
予想ではありますが、郵政3社の配当利回りの以下のようになるのでは・・・と考えられているようです。
日本郵政 配当利回り 3.4%程度
ゆうちょ銀行 配当利回り 3.57%程度
かんぽ生命 配当利回りは 5.2%程度
ゆうちょ銀行 配当利回り 3.57%程度
かんぽ生命 配当利回りは 5.2%程度
もちろんまだ予想の段階ですが、魅力的な配当利回りです。
株の配当利回りと聞いてもあまりピンと来ない方は銀行預金の利回りを考えるとわかりやすいかもしれません。
銀行だと定期でも最高に良くて0.5%とかですから^^;。(もちろんリスクは有りませんが)
郵政3社売り出し価格の予想とブックビルディングなどの日程
郵政3社の売り出し価格の予想とブックビルディングなどの日程は以下の通り。
想定売出価格
日本郵政:1350円
ゆうちょ銀行:1400円
かんぽ生命:2150円
100株単位で購入するのが基本ですので、かんぽ生命でも20万円台、日本郵政、ゆうちょ銀行は10万円台前半で購入できてしまうので、私のような主婦の個人投資家にはとってもありがたい。
ブックビルディング期間
日本郵政、ゆうちょ銀行:10月8日(木)~23日(金)
かんぽ生命:10月8日(木)~16日(金)
このブックビルディング期間に買いますよ~と新規公開株購入の申し込みをして、その後抽選に当たったら購入することができます。
私自身IPO株を買うのは初めてなので、抽選に当たる自信はあまりないのですが、どうしても手に入れたいという方は複数の証券会社の口座から申し込みを行うようです。
私は、当たればラッキー、当たらなかったら上場後に様子を見て買ってみようかな・・・程度ですので、手持ちのSBI証券からのみ申し込んでみる予定です。
証券会社に口座がないと郵政IPO株は買えません
どちらにしろ、証券会社に口座がないと郵政IPOの申し込みはできませんので、株を買ったことないけど、今回の郵政3社大型IPO株は興味がある・・・という方はまずは証券会社の口座を開くところから始めてくださいね^^。
私が口座を持っているネット系の証券会社SBI証券は手続きは比較的簡単だと思いますが、申込から口座開設、入金まで書類のやり取りなどで1週間程度はかかると思いますので、気が付くとブックビルディング期間が終わっていた・・・とならないように早めに手続きすることをお勧めします。
私が愛用している証券口座はSBI証券。
手数料も安いですし、ネット証券の中では人気も高いですよ。株式投資初心者の私も今のところ使いやすと感じています。
投資ですので、株価の値下がりリスクなどはありますが、例えば年末ジャンボ宝くじを買ったりするよりは実りある行動ではないでしょうか^^。
公式SBI証券
ちなみに、過去の民営化案件の新規株式公開の公募価格と初値の情報が以下のサイトで詳細にまとめてあってとってもわかりやすかったです^^。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
MINI Suki Koto Log
一先ず10月8日に日本郵政のIPO申し込んでみます^^。
当選⇒購入⇒株式購入後のこともまた改めて記事で書きますね。
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2015-09-15 | Posted in 投資 | No Comments »
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